2018.08.22

商業ビルの看板について<建築ブランディング>

商業ビルの看板の役割について

看板の役割は建物や店舗、事務所など認知度をあげるための手段として使用されます。そのために一般的に商業ビルの看板の役割は視認性が良く、シンボルやガイドになるようなデザインが多いです。そのためテナント業者によりますが、なるべく大きな看板、時には外壁も広告ラッピングしたいと考えるテナントが多いです。建築設計事務所や建設会社は、クライアントに建物を無事に引き渡すことが仕事です。不動産会社はクライアントにテナントを客付することが仕事です。建築の設計の仕事をする上で、よく思うのが引渡し後のミスマッチがあります。デザイン性が優れた建物に広告ギラギラのテナントが入ってしまったり、建物のデザイン性を損なうテナントが入ってしまったり。これは相互に非常に良くない状態です。例えば大きな資本が入っているテナントビルがあります。そのビルは一つ一つのテナントが利己的に看板を押し出している建物があるでしょうか?そのようなことをしないのは自分たちの建物の価値を理解しているからです。入るテナントによって自分たちのその後のテナントや建物のブランドイメージがついてしまうからです。このようなことを考えることが非常に大事なのです。

確認申請が必要!?看板の種類について

看板の種類によって役割が少しずつ変わってきますので、看板の種類と役割をみていきましょう。
ここでは主に、建物に取りつく看板を説明します。
ちなみに看板も種類によっては確認申請が必要になってくるので注意が必要です。

・屋上看板(ブランドの認知拡大)
・袖看板
・壁面看板(建物と店舗に一体感を出したい場合)
・のぼり(セールやイベントなど短期的に掲出したい場合)
・ポール看板、自立看板
・スタンド看板(通行人に対して、お店の情報を伝える)

デザインが良い看板とは

オーナーに取って大事なことは、テナントが入ってもらうことが一番大事です。これは集合住宅の入居に関しても同様に考えています。ただし、もっと大事なことは優良なテナント業者に長く入ってもらうことと、テナント業者が移転した時にまたすぐに違うテナント業者に入ってもらうことだと思います。そのためにサイン計画というのは非常に大事ですし、その部分のブランディングを最初に考えることが商業ビルの計画では大切です。繰り返しますが、良い建物は小さい建物でも、大きい建物でもサイン計画がしっかり考えられています。それは自分たちの建物の価値を理解しているからです。最初に考えたサイン計画、テナント計画が10年、20年後の建物の価値に関わってきます。素敵だなと思う建物があれば、一度自分たちでも確認してみてください。サイン計画がしっかり練られていると思います。

 

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